導入事例
CATEGORIES
情報共有

フォレストリーヴズ熊本株式会社 様

多様なコンテンツを活用し
スポーツアナリティクスを推進、
チームの勝利に貢献!

フォレストリーヴズ熊本は2005年に設立した女子バレーボールチームです。2018年、運営会社の経営危機により廃部となりましたが、同年7月に市民チームとして復活。2020-21シーズンにはV2リーグへ復帰しました。しかし、徐々にチームを強化していくもののリーグ復帰後はコロナ禍で活動自粛や出場辞退なども相次ぎ、Vリーグの舞台において勝利が遠く苦しいチーム状況が続きました。同チームでは3期目の2022-23シーズンに向け、チーム力強化のためにデータ活用に着目。分析データや動画ファイルなどのコンテンツを管理・共有するためにデジタルコンテンツプラットフォーム『Handbook X』を導入しています。今回は導入背景や活用方法、今後の展望について、お話を伺いました。

Video Icon

インタビュー動画

多角的な視点でチーム状況を知るために、さまざまなコンテンツを見やすく整理

「2022-23シーズンは、新しいことに挑戦するシーズンでした。挑戦のひとつが、アナリストソフト『データバレー4』によるデータ活用です。Vリーグはどのチームもレベルが高く、試合に勝つためにはチームの強みをいかして効率的に得点することが必要です。分析したプレイデータをPDFやExcelファイルとして出力し、『Handbook X』で整理することで、必要なときに必要なファイルを見て、練習や作戦の組み立てに活用することができます。」とチームマネージャーの和多桃子氏は話します。

アナリストソフトにより試合のプレイをデータ化することでチームや個人の強み・弱みを客観的に知ることができます。そして、分析結果をチームの競技レベル向上へとつなげるために、Handbook Xの存在が欠かせません。

試合の様子

「分析結果はあくまで参考データのひとつです。分析結果以外にもプレイ動画や個人の意志、他チームの状況などをさまざまなコンテンツを組み合わせて、より多角的な視点でチームや個人の状況を知ることで、やるべきことが見えてくるようになります。そのため、PDFやExcel、動画、音声、Webサイトなど、多様な種類のコンテンツを簡単な操作で整理して共有できるHandbook Xを導入しました。」(和多氏)

さらに、選手自身でもコンテンツ整理機能が使えるので、自分なりに分析結果や参考資料、練習動画などをまとめて、個人の競技レベル向上にも役立っています。

 

「私たちはチーム一丸となって守備から始まる全員バレーを貫いています。全員が自分の役割をしっかりと理解することが必要となりますが、今シーズンは対戦相手によって攻守ともに様々なデータを上手に役立てることができました。後半戦に勝ち星を重ねることが出来たことはチームプレイが機能した結果です。」(和多氏)

Handbook Xを利用する様子
チームの大黒柱・キャプテン、川口美久(右)とエース、入江彩水(左)

「チーム」「スタッフ」にワークグループ※を分け、コンテンツ共有ツールとして活用

今後「ファン」のワークグループも作成を予定

※ワークグループ:HandbookXのコンテンツ共有を複数人へ一括で行うためのグループ機能。

Handbook Xを利用するのは選手や監督だけではありません。マネージャーや広報担当など、チームの運営に関わる多くの人がHandbook Xを使ってコンテンツ共有をしています。

「選手や監督などを含むチーム、広報や営業などを含む運営スタッフでは、必要なコンテンツが異なります。Handbook Xでは”ワークグループ”によって共有範囲を簡単に制限できるので、コンテンツ共有の管理も簡単です。今後はさらにHandbook Xの利用範囲を広げて、ファンの方向けの特別コンテンツ配信や地域イベントなどでも活用していきたいと思っています。」(GM長谷川達哉氏)。そして、分析結果をチームの競技レベル向上へとつなげるために、Handbook Xの存在が欠かせません。

「フォレストリーヴズ熊本は誰からも愛される地域に根付いたチームを目指しており、地域イベントや子どもたちの成長に寄与するバレーボール教室の開催など、地域交流を積極的に行っています。ファンや地域のための”ワークグループ”を作成していくことで、つながりはより強固になると確信しています。」(長谷川氏)

勝利を重ねるフォレストリーヴズ熊本

フォレストリーヴズ熊本は2022年12月に行われた試合でVリーグ復帰後初勝利をあげました。その後も勝ちを重ね、2022-23シーズンは飛躍の年となりました。来シーズン以降もさらなる勝利と地域交流を目指して、Handbook Xを活用していきます。

フォレストリーヴズ熊本株式会社 様

所在地
熊本県熊本市
チーム概要
フォレストリーヴズ熊本は、熊本を拠点に活動する女子バレーボールチーム。バレーボールの発信地として、熊本に「バレーボールの森」を作りたいという思いと、「杜の都」熊本をかけて『フォレスト』。ファン・選手・バレーボールを愛する全ての人を一枚一枚の葉と見立て、それが集まったのが『リーヴズ』。誰からも愛される地域に根付いたチームを目指している。